ファイヤーズと伏魔殿
2009年10月29日 ファイヤーズ コメント (2)ファイヤーズは《ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya》と相性の良い消散クリーチャーの《ブラストダーム/Blastoderm》や《はじける子嚢/Saproling Burst》が入っているものを指します。
ここに《伏魔殿/Pandemonium》というカードがあります。効果を見てみると、
Pandemonium / 伏魔殿 (3)(赤)
エンチャント
クリーチャーが戦場に出るたび、そのクリーチャーのコントローラーが選んだクリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「このクリーチャーは、それに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える」ことを選んでもよい。
このようになっています。《はじける子嚢/Saproling Burst》との相性の良さにより採用されることもあります(《伏魔殿/Pandemonium》を置いてからの《はじける子嚢/Saproling Burst》プレイし、その後消散カウンターを取り除いてトークンを出していき6+5+4+3+2+1=21点を飛ばすというもの)。
上述したように《はじける子嚢/Saproling Burst》と相性が良いという利点があるのですが、《伏魔殿/Pandemonium》の文章を見ると、出したプレイヤーだけが使える能力ではありません。対戦相手も能力を使えるわけです。何も考えずにマナクリーチャーを絡め《伏魔殿/Pandemonium》をプレイ、次のターンに《はじける子嚢/Saproling Burst》で相手を倒そうとしても、対戦相手のクリーチャーからのダメージによりマナクリーチャーが焼かれてマナが詰まって《はじける子嚢/Saproling Burst》がプレイできなかったりします。また、攻められている状況だとクリーチャーから直接こちらにダメージが飛んできて、その後その他のクリーチャーでのアタックや火力で自分が死ぬこともあり《伏魔殿/Pandemonium》を出さなければよかったという状況になることもあり得ます。
先に対戦相手が恩恵を受ける可能性が高いというのがこのカードが敬遠される理由なのでしょう。
ここでちょっと自分が先に恩恵を受ける方法を考えてみたいと思います。
①《伏魔殿/Pandemonium》+《はじける子嚢/Saproling Burst》を唱えられるマナに届くまで使わない。
これはすぐ考え付くものですが、現実的ではないですね。2つ同一ターンに唱えようとすると9マナかかるわけですが、マナクリーチャーが2体いたとしても、土地が7つ並んでないといけません。レガシー環境でこのような状況になることはまずないでしょう。
②《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》を使う
《伏魔殿/Pandemonium》を唱えたターンは普通マナがほとんど残っていません。ですので、大型クリーチャーを出す余裕はありません。そこで《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》を使います。《伏魔殿/Pandemonium》を張ったすぐ後に待機明けにさせることによって9点とかなりのダメージを飛ばすことができます。《伏魔殿/Pandemonium》の能力誘発に対応して《ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya》の能力を使うことにって11点飛ばすことも可能になります。
③先に《はじける子嚢/Saproling Burst》を唱える
これがとても現実的で有効な手だと思います。マナカーブ的に《伏魔殿/Pandemonium》プレイしてから《はじける子嚢/Saproling Burst》をプレイしたくなります。それをしないで、4マナに最初に届いた時は《ブラストダーム/Blastoderm》あたりを唱えておきます。次に5マナの呪文を唱えられるようになったら《はじける子嚢/Saproling Burst》をプレイします。ここでトークンをすぐだしたりしないで次の自分のターンまで待ちます。置いておくだけでもいきなり6/6クリーチャー1体や5/5クリーチャー2体などが飛び出してくるかもしれないので牽制になり、相手は攻撃しづらくなるでしょう。そして自分のターンになって《伏魔殿/Pandemonium》をプレイします。前のターンから1ターン経過しているので消散カウンターが一個減っている分ダメージは減ってしまいますが、5+4+3+2+1=15点飛ばすことができます。相手に先に利用されるリスクが減るのですからこのダメージでも十分有用だと思います。
私は主に③での利用を考え採用しています。それだけだとちょっと弱いかなということで②で示した《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》も投入して有効度を上げています。
①のような利用はまず出来ないと思います。①の状況になるまで待つくらいなら、相手に先に利用されるのに目をつぶってでも、《伏魔殿/Pandemonium》プレイし、次のターン《はじける子嚢/Saproling Burst》のコンボを狙っていったほうがいいでしょう。
長々書いて大したことを書いてませんが、簡単にいうとマナカーブから先にプレイすることを考えがちな《伏魔殿/Pandemonium》ですが、先に《はじける子嚢/Saproling Burst》を出して相手を牽制しつつ、次のターン《伏魔殿/Pandemonium》をプレイすることで隙を消すことができ、《伏魔殿/Pandemonium》の有効度も上がるということを述べたかったのです。
ちょっと《伏魔殿/Pandemonium》と《はじける子嚢/Saproling Burst》を見ただけだと《伏魔殿/Pandemonium》→《はじける子嚢/Saproling Burst》のプレイしか考えないような気がしたので書いてみました(自分が最初そうだったので)。
ここに《伏魔殿/Pandemonium》というカードがあります。効果を見てみると、
Pandemonium / 伏魔殿 (3)(赤)
エンチャント
クリーチャーが戦場に出るたび、そのクリーチャーのコントローラーが選んだクリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「このクリーチャーは、それに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える」ことを選んでもよい。
このようになっています。《はじける子嚢/Saproling Burst》との相性の良さにより採用されることもあります(《伏魔殿/Pandemonium》を置いてからの《はじける子嚢/Saproling Burst》プレイし、その後消散カウンターを取り除いてトークンを出していき6+5+4+3+2+1=21点を飛ばすというもの)。
上述したように《はじける子嚢/Saproling Burst》と相性が良いという利点があるのですが、《伏魔殿/Pandemonium》の文章を見ると、出したプレイヤーだけが使える能力ではありません。対戦相手も能力を使えるわけです。何も考えずにマナクリーチャーを絡め《伏魔殿/Pandemonium》をプレイ、次のターンに《はじける子嚢/Saproling Burst》で相手を倒そうとしても、対戦相手のクリーチャーからのダメージによりマナクリーチャーが焼かれてマナが詰まって《はじける子嚢/Saproling Burst》がプレイできなかったりします。また、攻められている状況だとクリーチャーから直接こちらにダメージが飛んできて、その後その他のクリーチャーでのアタックや火力で自分が死ぬこともあり《伏魔殿/Pandemonium》を出さなければよかったという状況になることもあり得ます。
先に対戦相手が恩恵を受ける可能性が高いというのがこのカードが敬遠される理由なのでしょう。
ここでちょっと自分が先に恩恵を受ける方法を考えてみたいと思います。
①《伏魔殿/Pandemonium》+《はじける子嚢/Saproling Burst》を唱えられるマナに届くまで使わない。
これはすぐ考え付くものですが、現実的ではないですね。2つ同一ターンに唱えようとすると9マナかかるわけですが、マナクリーチャーが2体いたとしても、土地が7つ並んでないといけません。レガシー環境でこのような状況になることはまずないでしょう。
②《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》を使う
《伏魔殿/Pandemonium》を唱えたターンは普通マナがほとんど残っていません。ですので、大型クリーチャーを出す余裕はありません。そこで《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》を使います。《伏魔殿/Pandemonium》を張ったすぐ後に待機明けにさせることによって9点とかなりのダメージを飛ばすことができます。《伏魔殿/Pandemonium》の能力誘発に対応して《ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya》の能力を使うことにって11点飛ばすことも可能になります。
③先に《はじける子嚢/Saproling Burst》を唱える
これがとても現実的で有効な手だと思います。マナカーブ的に《伏魔殿/Pandemonium》プレイしてから《はじける子嚢/Saproling Burst》をプレイしたくなります。それをしないで、4マナに最初に届いた時は《ブラストダーム/Blastoderm》あたりを唱えておきます。次に5マナの呪文を唱えられるようになったら《はじける子嚢/Saproling Burst》をプレイします。ここでトークンをすぐだしたりしないで次の自分のターンまで待ちます。置いておくだけでもいきなり6/6クリーチャー1体や5/5クリーチャー2体などが飛び出してくるかもしれないので牽制になり、相手は攻撃しづらくなるでしょう。そして自分のターンになって《伏魔殿/Pandemonium》をプレイします。前のターンから1ターン経過しているので消散カウンターが一個減っている分ダメージは減ってしまいますが、5+4+3+2+1=15点飛ばすことができます。相手に先に利用されるリスクが減るのですからこのダメージでも十分有用だと思います。
私は主に③での利用を考え採用しています。それだけだとちょっと弱いかなということで②で示した《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》も投入して有効度を上げています。
①のような利用はまず出来ないと思います。①の状況になるまで待つくらいなら、相手に先に利用されるのに目をつぶってでも、《伏魔殿/Pandemonium》プレイし、次のターン《はじける子嚢/Saproling Burst》のコンボを狙っていったほうがいいでしょう。
長々書いて大したことを書いてませんが、簡単にいうとマナカーブから先にプレイすることを考えがちな《伏魔殿/Pandemonium》ですが、先に《はじける子嚢/Saproling Burst》を出して相手を牽制しつつ、次のターン《伏魔殿/Pandemonium》をプレイすることで隙を消すことができ、《伏魔殿/Pandemonium》の有効度も上がるということを述べたかったのです。
ちょっと《伏魔殿/Pandemonium》と《はじける子嚢/Saproling Burst》を見ただけだと《伏魔殿/Pandemonium》→《はじける子嚢/Saproling Burst》のプレイしか考えないような気がしたので書いてみました(自分が最初そうだったので)。
コメント
コメントありがとうございます。
確かに接死と《伏魔殿/Pandemonium》の相性良いですね。タルモや墓忍びと相打ちできるのも良いです。ほしかった2マナクリーチャーなので入れてみたいです。