今回はBUWカラーのデッキ。第78回のAMCで優勝したデッキです。
《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》ヴァージョンです。

AEther Vial / 霊気の薬瓶 (1)
アーティファクト

あなたのアップキープの開始時に、あなたは霊気の薬瓶の上に蓄積(charge)カウンターを1個置いてもよい。
(T):あなたの手札にある、点数で見たマナ・コストが霊気の薬瓶の上に置かれている蓄積カウンターの数に等しいクリーチャー・カードを1枚、戦場に出してもよい。

マーフォークやゴブリンで使われているカードです。複数引いても《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》で食べれるので無駄にはならないのがいいです。これ単体だと親和で使われてることが結構あったのですが、特徴的なのは《行き詰まり/Standstill(ODY)》を採用していたことです。


Standstill / 行き詰まり (1)(青)
エンチャント

いずれかのプレイヤーが呪文を唱えたとき、行き詰まりを生け贄に捧げる。そうした場合、そのプレイヤーの対戦相手はそれぞれ、カードを3枚引く。

《物読み/Thoughtcast(MRD)》が親和では1マナ2ドローの優秀なドローカードなのは確かなのですが、追加でドローがほしくてもなかなかいいものがなく《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》だと重いしと思っていました。これは《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》と相性がよく、すぐ手札を使い切る(そして沢山展開している)ので有利な盤面で張れることが多いので親和とも相性がいいです。このカードの効果は《もみ消し/Stifle(SCG)》できません。これの能力をもみ消し/Stifleで打ち消そうとしても、そのもみ消しに対して更に誘発するため、普通は打ち消すことはできないそうです。使うとさらにカードアド差がついちゃうので相手にする時は注意してください。

《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch(SOM)》を採用していて、《リシャーダの港/Rishadan Port(MMQ)》として運用したり、邪魔なブロッカーをタップしたり出来ます。1マナなので《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》のカウンターが1から出せるのも良いです。

以下デッキ

Main Deck
4 《教議会の座席/Seat of the Synod》
4 《古えの居住地/Ancient Den》
4 《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
4 《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
16 Lands
2 《メムナイト/Memnite》
1 《エーテリウムの達人/Master of Etherium》
4 《闇の腹心/Dark Confidant》
2 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4 《刻まれた勇者/Etched Champion》
4 《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
4 《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch》
4 《金属ガエル/Frogmite》
25 Creatures

4 《物読み/Thoughtcast》
4 《行き詰まり/Standstill》
4 《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4 《オパールのモックス/Mox Opal》
1 《金属モックス/Chrome Mox》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《頭蓋囲い/Cranial Plating》
19 Spells

60 Mainbord Cards

3 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
1 《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
1 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1 《根絶/Extirpate》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
4 《非業の死/Perish》
4 《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
15 Sideboard Cards

0マナクリーチャーが《メムナイト/Memnite(SOM)》2枚だけです。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》が2枚いる為だと思いますが、《頭蓋囲い/Cranial Plating(5DN)》1枚と《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》1枚しか装備品がありません。

それから高額カードの《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》が採用されています。

Dark Confidant / 闇の腹心 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、その点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。
2/1


このデッキだと一番コストが大きいカードは5マナの《物読み/Thoughtcast(MRD)》になります。さすがに7マナの《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》は採用されてませんね。

《行き詰まり/Standstill(ODY)》、《物読み/Thoughtcast(MRD)》、《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》とアド差で勝つ感じでしょうか。

自分的には《頭蓋囲い/Cranial Plating(5DN)》をもうちょっと増量したいです。サイドは黒のカードが多いです。コンボ対策、墓地対策、Zoo、白緑のビートダウン、部族対策が入ってます。

マーフォークを作る予定なら《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》は必須ですし、メタによっては《行き詰まり/Standstill(ODY)》が強い場合もあるので、買ってみて試してみるのもいいかもしれません(《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》は採用しないという方法もありますしね。)。今回は以上になります。

コメント

ym

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索