ドレッジは色々種類がある。

LED型、No-LED型、《イチョリッド/Ichorid(TOR)》使用は基本として追加で《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》を使用したり、逆に《イチョリッド/Ichorid(TOR)》を使わず《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》のみを採用するものもあるらしい(実績を残してるかは不明だけど)。
《朽ちゆくインプ/Putrid Imp(TOR)》に追加の共鳴者として《不屈の部族/Tireless Tribe(ODY)》を採用しているものなど様々。
今後は赤研究も出ることによってさらに多様化する可能性があると思う。

今後どの型にするかわからないが、ドレッジをいじっていく予定なので、とりあえずまとめてみる(まとめといっても使われるカードと枚数くらいしか書いてないですが)。

土地について
土地は《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond(MIR)》を使うLED型の場合、11~12という枚数になることが多い。12枚の場合、《セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum(ODY)》、《真鍮の都/City of Brass(CHR)》、《宝石鉱山/Gemstone Mine(TSB)》が各4枚使われることが多い。利点は爆発力があること。欠点は安定性がないことらしい。

《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond(MIR)》を使わないNo-LED型の場合は土地が若干増えて14~15枚になる。上記土地以外に《知られざる楽園/Undiscovered Paradise(VIS)》、《ダクムーアの回収場/Dakmor Salvage(FUT)》、《色あせた城塞/Tarnished Citadel(ODY)》等のカードが使用されるようである。利点は安定性があること、サイド後がやりやすいこと。欠点は爆発力がないこと。



発掘カードについて
発掘カードは11枚がちょうどいいらしい。
発掘数が6で最大の《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll(RAV)》は4枚確定。次いで発掘数が多く、黒いクリーチャーなので《イチョリッド/Ichorid(TOR)》の餌になる《臭い草のインプ/Stinkweed Imp(RAV)》も4枚確定と思っていい。
メタや好みで《暗黒破/Darkblast(RAV)》、《ゴルガリの凶漢/Golgari Thug(RAV)》から3枚選べばいいようだ。対部族を意識するなら《暗黒破/Darkblast(RAV)》2とかがいいらしい(てつろーさんのDNを参考にさせていただきました)。


共鳴者について
共鳴者は《朽ちゆくインプ/Putrid Imp(TOR)》は4枚確定。こいつは発掘で墓地に落ちてしまっても《イチョリッド/Ichorid(TOR)》の餌として活躍できる。
追加で共鳴者がほしい場合は同じ1マナの《不屈の部族/Tireless Tribe(ODY)》が選択される。サイド後は少しずつ発掘を行っていく関係でメインにはいなくてもサイドから出てくることも。枚数は0~4で人それぞれ。

エンジンについて
《黄泉からの橋/Bridge from Below(FUT)》、《ナルコメーバ/Narcomoeba(FUT)》は4枚確定ぽい。《イチョリッド/Ichorid(TOR)》は3~4、《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》は0~4でこれも人それぞれ。《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》を使う場合は、《知られざる楽園/Undiscovered Paradise(VIS)》や《ダクムーアの回収場/Dakmor Salvage(FUT)》の土地が使われる。英語のスレッド読んでたらNo-Ichoridとかいうのも見かけた。

ドローについて
使われるカードは《入念な研究/Careful Study(ODY)》、《打開/Breakthrough(TOR)》。
LED型の場合《綿密な分析/Deep Analysis(TOR)》が2枚入れられることが多い。
今後は赤研究が追加のドローとして採用されるはず。

ハンデス
《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》が3~4入るのが一般的。相手の嫌なカードを落としつつ、フラッシュバックでクリーチャーを墓地に落として《黄泉からの橋/Bridge from Below(FUT)》を誘発されることができる。
メインやサイドに《暴露/Unmask(MMQ)》が入っているものもあるが、撃つのがなかなかきついらしいので、扱いが難しそう。

リアニスペルについて
《戦慄の復活/Dread Return(TSP)》が2~3枚入る。このデッキではフラッシュバックでしか唱えることはないはず。これで《ナルコメーバ/Narcomoeba(FUT)》や《イチョリッド/Ichorid(TOR)》を墓地に送ると橋の効果でかなりの数のゾンビが出てくる。
釣る対象は《炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot(RAV)》、《失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truths(ZEN)》、《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind(ARB)》、《森滅ぼしの最長老/Woodfall Primus(SHM)》、《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》、《サディストの催眠術師/Sadistic Hypnotist(ODY)》、《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria(ZEN)》、《墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan(CON)》、《魅力的な執政官/Blazing Archon(RAV)》等様々。
サイドから《再活性/Reanimate(TMP)》が入ってるデッキも稀にあるらしい。

ということで簡単にまとめてみた。

コメント

タミネタ@スキジリの人
2012年1月26日23:22

はじめまして
自分の友人にドレッジ大好きな奴がいます。
彼は、発掘の合計が60になるように組むことにより、一枚でも発掘カードが落ちれば「理屈では」共鳴者等を用いなくてもデッキを掘りきることが出来ると言っていました。
まあマジックは運ゲーで、いくら掘っても駄目な時は駄目なんですけどねw

彼は考え過ぎで、そこまでは考えなくてもいいものなんでしょうかね??

ym
2012年1月27日0:08

>ターミネーターさん
はじめまして
どうなんでしょうねぇ。その人の右手具合によっては発掘合計数50とかでもデッキを掘りきることが出来そうですしね。
自分もまだ他の人のデッキを参考に組んでる状態なので、断言はできないです。ただ、色々な人のデッキリストを見ていると発掘カードは11(トロール4、インプ4、凶漢3が多い)が主流ぽいので、それと比べると多いとしか言えないです。すいません。

タミネタ@スキジリの人
2012年1月27日0:28

なるほど、お返事ありがとうございます!!

カズ
2012年1月27日14:29

通りすがりです。
発掘カードの選択はトロール4インプ4はマストで追加されるものでメジャーなのは凶漢3ですね。恐血鬼タイプは浄土からの生命を1~2枚とってたりもします。
凶漢は発掘してから素でプレイしやすいので、特にサイド後で使いやすい利点があります。死亡時の誘発も墓地のナルコをトップにおくことができますし。

共鳴者の選択は、インプ4はマストですが不屈の部族のほかに炎の嵐という選択肢もあります。サイドから生物デッキ相手に入れられることもありますが、カウンター使うデッキ相手でも、炎の嵐がカウンターされてもカードは墓地に落ちるのでそこから発掘に繋げることができます。

ドローソースは、赤研究が青いカードより優先されることはおそらく少ないかと。セファリッドの闘技場使う関係上、青いカードの方が安定すると思います。

個人的にはセラピーは4枚マスト。コンボモードに移るときの前方確認もできますし、発掘が墓地から尽きた時自分にも打つことがあります。

よしきち
2012年1月27日20:30

恐血鬼のみのやつはゼンディカーでた直後のSCGで準優勝したやつです。
サイドにForce of Will積んでたりアグレッシブなデッキでしたけど使ってて強かったです。

サイド再活性(死体発掘)も同時期の納墓解禁に伴い、発掘しないサイドボードとして考えられたやつです。最近でもたまに使われているようですが、当時は使われていた黒罠に引っかからない強さがありました。



最近は炎の嵐メインが多いようです。
ボジューカ持ってこられる前に聖遺の騎士を焼いたり石鍛冶を焼いて十手とか出されるまでの時間稼ぎでしょうかね。

ym
2012年1月27日20:46

>カズさん
コメントありがとうございます。
《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》+《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》タイプも少数派みたいですが、あるみたいですね。自分のみたやつは土地16枚と多目のデッキでした。まあそれくらいないと2マナ出せないでしょうけど。

《ゴルガリの凶漢/Golgari Thug(RAV)》は11枚構成だと3が主流ぽいですね。今後はしばらく檻がサイドに積まれるならば、《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》で墓地にいくことができなくなるんで使いにくくなるかなと予想してるんですが、どうなんでしょう。

《炎の嵐/Firestorm(WTH)》はサイドに2枚とか積まれるのはそれなりにあったんですが、メインには1枚くらいしか見かけなかったし数も多くなかったので取り上げませんでした。

赤研究はご指摘のとおり青ドローを押しのけては採用されないと思います。《セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum(ODY)》という存在がなければ《入念な研究/Careful Study(ODY)》より使われるのでしょうが。

《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》は自分も4枚入れたいですね。通常→フラッシュバックと動いてもいいですし、墓地にいっても無駄にならないですしね。

ym
2012年1月27日20:57

>よしきちさん
今回の記事書くにあたってdeckcheckのドレッジを片っ端から見たときにサイドにウィル積んでるレシピみたきがします。強いときいてちょっと使いたくなってしまいました。今度プロキシで組んでみるかもしれないです。

《納墓/Entomb(ODY)》入りは試してみたいですけど、自分がやると《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》入れだして、そのうち《不毛の大地/Wasteland(TMP)》入れたりとか変な方向にいきそうなんで手がだせないですw

>>最近は炎の嵐メインが多いようです。
deckcheckでデッキ眺めてた時にはメイン入れてるのは少数派だと思ってたんですが、増えてきてるんですね。主原因は石鍛冶なきがしますね。青白石鍛冶だとカウンターというかWill積んでますし、除去積んで盤面触れれないと厳しそうですしね。
ym

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